【問題3】肺癌に合併する内分泌症候群について、誤っているものを1つ選べ。

a. SIADHの診断基準には、低ナトリウム血症や血漿浸透圧の低下が含まれる。

b. SIADHの診断においては、腎機能および副腎機能が正常であることが必須である。

c. SIADHを発症した患者は、水分の再吸収が亢進するため著明な脱水所見を伴うのが特徴である。

d. 肺癌に伴う高カルシウム血症は、腫瘍細胞が副甲状腺ホルモン関連蛋白(PTHrP)を産生することによって生じることが多い。

e. Cushing症候群を合併する肺癌では、低カリウム血症や高血糖などの検査所見異常を伴う。

【問題4】神経症候群・血液症候群などの腫瘍随伴症候群について、正しいものを2つ選べ。

a. Lambert-Eaton筋無力症候群(LEMS)は、下肢近位筋の筋力低下を主徴とし、誘発筋電図でwaning(漸減)現象がみられる。

b. LEMSの病態には、電位依存性カルシウムチャネル(VGCC)に対する自己抗体の産生が関与している。

c. 皮膚筋炎を合併する肺癌では、抗Jo-1抗体が陽性となることが多く、四肢遠位筋の筋力低下をきたす。

d. 肺癌に伴う白血球増多症は、腫瘍細胞が顆粒球コロニー刺激因子(G-CSF)などを産生することにより生じ、発熱を伴うことがある。

e. 肺性肥大性骨関節症(HPO)は骨転移の所見の一種であり、長管骨の骨髄内における溶骨性変化を特徴とする。

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