要するに、上葉優位型のIPFのことらしいよ。

抗線維化薬も使うことがあるらしい。

むずかしいね!笑

Toshi

倉原先生の記事より引用↓

最近登場した呼吸器疾患:PPFEとCPFE

2018/09/07倉原優(近畿中央胸部疾患センター)呼吸器

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 最近、呼吸器内科では「PPFE」と「CPFE」というヤヤコシイ疾患概念が登場しました。呼吸器内科医であればよくご存知かと思いますが、非呼吸器科医にとっては、なんのこっちゃとなる2疾患です。

 かくいう私も、循環器領域でHFpEFやらHFrEFの概念が出てきたときに、なんのこっちゃと思いました(もしかして今でもそう思っているかも……)。そこで、最近取り上げられることが多くなったPPFEとCPFEについて説明させていただきましょう。

 まずPPFEですが、日本語では「上葉優位型肺線維症(pleuroparenchymal fibroelastosis:PPFE)」といいます。日本語の訳が英語の意味と合っていないような気がしますが、取りあえずそう呼ぶんです。一般的な間質性肺炎である特発性肺線維症(IPF)って、肺の上葉か下葉のどちらが侵されやすいかご存知ですか? そう、下葉です。肺底部に蜂巣肺というのができるんです。しかしこのPPFEの病変は、下葉ではなくて上葉にできやすいのです。そのため、上葉の収縮によって胸郭が扁平になることが知られています(図11)。私も何人か診ていますが、結構扁平になります。

図1 第6胸椎レベルの胸郭前後/横比

 私自身の肺にも存在する肺尖部の胸膜肥厚(apical cap)の所見。これとPPFEの病変の区別がなかなか難しい。そのため、なんかやたら上葉に病変が多いなと思ったら、ぜひ呼吸器内科に紹介してください。

 さて、PPFEとよく似た病名であるCPFE。これは、「気腫合併肺線維症(combined pulmonary fibrosis and emphysema:CPFE)」のことです。その名の通り、気腫と肺線維症の合併疾患のことで、分かりやすくいえば、COPD+IPFということです。COPDの患者さんがIPFを合併しても、IPFの患者さんがCOPDを合併しても、かなりしんどくなります。典型的には、肺の上葉に気腫性病変、下葉に間質性病変が認められる病態のことをCPFEと呼んでいます。

 というわけで、今日はちょっとややこしい2疾患について簡単に概説してみました。


(参考文献)
1)Harada T, et al. The thoracic cage becomes flattened in the progression of pleuroparenchymal fibroelastosis. Eur Respir Rev. 2014;23:263-6.

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