第7波、若者の3回目接種低迷 マスクや飲酒で緩み

7/20(水) 17:33配信114コメント114件

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  • 太字箇所は、エビデンスないか、嘘が含まれているところです
産経新聞

新型コロナウイルスの感染拡大「第7波」に突入する中、感染の中心である30代以下のワクチン3回目接種率が低迷し、政府や自治体が危機感を強めている。

接種後の副反応などが敬遠理由に挙がる一方、教育現場や職場、会食での感染例が再び増え、「屋内でマスクなし」「長時間の飲酒」といった緩みもみられる。そのしわ寄せは保健所などの現場に向かっている。(外崎晃彦、星野謙)

【グラフで見る】ワクチン3回目接種人数と4回目接種人数の推移 前週比2倍前後のペースで感染者が増え続ける東京都。14~20日の感染者のうち20代が最多の20・3%、次いで30代が16・4%で、全体では30代以下が61・2%に上る。判明分の感染経路は家族ら同居人が約7割だが、10代以下は学校などの施設、20~30代は職場や会食の占める割合が高い。 (全体の6割以上が感染経路不明である事実を伏せている

こうした傾向は地方でも変わらない。愛媛県では12日に過去最多の1014人の感染者が確認され、61・8%が30代以下だった。 「パーティーで羽目を外して長時間飲酒し、大規模なクラスターが発生」-。中村時広知事は5日の記者会見で感染経路の実例を挙げ、注意喚起した他にも「対策が不十分な飲み会で参加者全員が感染」や「スポーツクラブなどの参加者同士が休憩中や更衣室でマスクなしの会話」などの事例があったという。 ×××

データをみると、感染拡大の中心となっている若い世代ほどワクチン接種が進んでいない実情がある。国の19日公表時点の資料では、全国で2回目接種を終えた12~19歳は75・1%、20代は80・5%、30代は79・9%だが、3回目はそれぞれ32・4%、46・9%、50・7%にとどまる。

接種しない理由には、接種後の副反応や軽症者が多いとされるオミクロン株の特性を挙げる声が目立つ。 都内の大学2年の女子学生(19)は「2回目の副反応がとても強かった。ワクチンを打つと具合が悪くなる可能性が高く、学校を休むことになると授業についていけなくなってしまう」とためらいを見せる。 都内に住む男性会社員(24)は「1回目は実家に帰省するため、2回目は重症化するリスクがあるといわれていた時期だったため、仕方なく接種した。今は重症化するとも聞いていないので3回目を打つ予定はない」と語った。

松野博一官房長官は20日の記者会見で、若年層に向けて3回目接種を改めて呼びかけ、「若い方でも重症化したり、症状が長引いたりする可能性がある。接種は大切な人を守ることにもつながる」と強調した。

××× 感染急拡大で負荷が再び増大しているのが保健所業務だ。ただ、第6波の収束傾向に合わせて態勢を縮小した反動で対応に苦慮している自治体も少なくない。 都内のある区では感染者から電話で症状を聞き取り、病院や療養施設への振り分けを指示するなどのオペレーター役が「圧倒的に不足している」(保健所担当者)という。 看護師や保健師などの専門職員が確保できず、派遣会社の事務職員を配置してしのいでいるが、業務の質の低下が危惧される。担当者は「23区の間で人材の奪い合いが起きており、派遣職員さえ確保は難しくなっている」と嘆息する。 前橋市の保健所でも第6波のピーク時の70人体制から、6月末には40人程度まで削減していたが、再び増員の必要に迫られる中で人材難に直面している。 担当者は「感染者数がどこまで増えるのかの予測がつかないと、人員の必要数も見通しが立たない。感染者の増加ペースがあまりに急だとやり繰りができなくなる」と懸念を示した。

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