なぜか、外科専門医試験で出題されるのでカバー。

①まず、RCAはすぐわからないといけない。(逆コの字)

(下の画像の、左が逆コの字のRCA、下は、まず全体のベクトルの方向を考えて。下向きだからエルクラ。)

②撮像法は、LAO/CRA(エルクラ)、RAO/CRA(アールクラ)、RAO/CAU(アールコーダル、みぎはら)、LAO/CAU(スパイダー)の4種類

③原則として、CRAは真ん中にLADが、CAUは真ん中にLCXがくる。また、ベクトルが右下に向かっていたらRAO(右からみた図)である。

④エルクラは主幹部から心尖部へのベクトルが、真下に向かうのですぐわかる。

心尖部、真下に向かうのがLAD

⑤スパイダーは一発でパターン認識する。CAUなので真ん中にLCXがくる

というのもあるが、Lがついてたら左がLADというルールで、左がLAD。

難しいのは、アールクラとアールコーダルの違い。LADとCXの位置関係が逆になる。

↑全体として右下に向かっているのでRAO、全体的に右上にいることからあきらかにCAUではない。CRAだ。心尖までいってるやつがLAD。よくみたら中隔枝ある。

アールクラは、全体的に、右上によってる(ただし、これで判断しないこと)。心尖部までいってるやつがLAD。

アールコーダルは、国家試験とかでいちばんよく見た形。CXがよくみえる。CXがCの字にまわってて、"C"audal、まさにCづくし。

これは外科専門医試験の問題で、CRAかCAUさえ与えられていないという鬼問題。

とりあえずRAO。あとはCRAかCAUか。cからは中隔枝がいっぱいでてるように見える。

CRAだったらもうちょっと右上に全体的に寄るから、これはCAU。

ということは真ん中にあるbがCX。

やっぱりcがLAD。

パターン認識と原則の両方を使って考えてください。

システム1とシステム2。

※ひげ(中隔枝)が生えていたらLAD。ただしいつもあるとは限らないので、見たらラッキーぐらいの感じに思っておいたほうがいい。

※呼吸器外科医的な読み方として、肋骨の角度でCRAかCAUを判断できる・・・かもしれない(笑)

(2023/7/15追記)

2018/9のevernoteより転載。

LAOとRAOは全く違うって。

(後付けの注:上はスパイダー、右はアールクラかアールコーダル。前下行枝は基本的に心尖部までいってて、中隔枝や対角枝を出すと。そういうことかな)
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