外科医が敗血症性ショックをみるのは、主に下部消化管穿孔が多いと思われる。
その時に、ひたすら血圧が下がって困ることがある。
ちなみに腹膜炎では発症から6時間以内のオペが必要。敗血症(ショック)ではもっとすみやかにオペが必要。
そして可及的速やかな抗生剤投与が必要。抗生剤はすぐできるのでやらない理由がない。
それと並んで昇圧剤などをつかった支持的療法を行う。
昇圧剤の第一選択としてはもちろんノルアドレナリンを使う。それでもダメなときはピトレシン(バゾプレシン)。
それでもだめならボスミン(アドレナリン)持続静脈注射。さらに、そんなに昇圧剤に反応しないときは相対的副腎不全に陥っていることもあるので、ヒドロコルチゾン200mgをショットするのもよいだろう。
ちなみにノルアドレナリンとボスミンは3A+47mL生食 計50mLで使う。限度はだいたい10mL/hくらいまでだ。
ピトレシンは1A+生食19mL 計20mL。限度は3~4mL/hくらいまで。
もちろん輸液はしっかりいれた上で、昇圧剤をいれる。これでもだめなら、もう助からないということもある。
Toshi