イレウスの手術は、外科の基本が詰まった大事な手術である。

開腹、閉腹、剥離、腸管切離、腸管吻合、ドレナージといった基本が含まれているので重要なのだ。

腸管切離のやり方は

基本的に、あまり腸間膜の処理は、理屈を考えなくて良い。太い血管があったら結紮切離して切り進む。それだけである。ただし、余計な血管を潰さないこと。

腸を持って、腸間膜の無血管のところに電気メスで孔をあけ、ケリーかスペンサーではさみ、メッツェンで血管を切って、両端を結紮する。

それだけ。

そのあとは、エシュロン60mmゴールドとかで腸管切離し、機能的端端吻合を行う。

エシュロンで腸管切離する際は、挟んでから15sまつ。切離してからも15sまつ。

その際腸管はアリスで持つ。適宜スペンサーでエントリーホールを広げる。股の部分と角っこの補強もわすれずに。

Toshi

(補足3/23/2021)

開腹の際は、前回手術の創を少し広げて、くっついていなそうなところから開腹するといい


腸管が壊死していなくとも、癒着が強すぎてどうしようもない場合、その部分を一塊として切除することがある

腸管同士の癒着が激しい場合は、腸間膜の剥離を優先する

術前にイレウス管を入れておくと、狭窄部位の同定に有利である

ラパイレウスは、腸管の減圧を開腹のときよりもしっかりやらなければいけない

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