外科医が夜に呼ばれて行う「消化器の緊急手術」は、基本的に4つある。
(ただし、術後の出血とかは除く)

虫垂炎、腸管切除、上部穿孔、下部穿孔 である。

今回はその4つのうち、上部穿孔のオペについて述べる。

上部穿孔は、保存的に治療ができる場合もある。どのような症例が保存的治療になるかというと、「強い人で、発症早期で保存で治る可能性があり、症状が軽い人」である。

腹腔鏡下で行われる場合もあるが、基本的には開腹が多い。

上部正中切開で開腹する。上部には後鞘があります。

腹腔内を観察して、軽く穿孔を閉鎖して、大量洗浄する。

そして孔を閉じる。孔が小さい場合は、縫合閉鎖+大網被覆。

孔が大きい場合は、縫合せずに大網を充填して閉鎖する。

最後に洗浄+止血確認してドレン(リリアドレンが多い)を穿孔していた部分付近に入れ、閉腹して終了とする。

術後は絶飲食、PPIとし、胃管を留置する。

Toshi

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