胸部CTにおけるPAの走行の読み方
肺野条件と造影CTの縦隔条件を隣にならべる。
<右>
三葉合流部中心に考えるのがわかりやすいと思う。
下へいくと、A6と中葉の動脈が合流する
さらに下へいくと底区域の動脈。
上へいくと、ascending A2がある
さらに上へいくと上幹trunks superiorがみえる。
これでざっくり読める。次。
<左>
左はPAがアーチ状になっているので結構わかりやすそう。
アーチを下に降っていくと、まずA6がみつけやすい。
そしてA8-10に分かれていく。
次に上葉側。A1+2 a+bとA3の幹が太い。そしてA1+2 cの枝もでる。
なんかaortic archの3分枝とちょっと似たような構造だ。
次にPAが羊羹型なのか縦隔型なのかをみよう。
舌区をはしる動脈系が、どこに収束しているのかをみる。
静脈系か動脈系かは、左房に入っていかないほうが動脈系で入っていく方が静脈系です。
よしこの人は葉間型っぽい。そしたら、縦隔から出るA3っぽい動脈が舌区の方に行ってないかを確かめる。ダメ押し。
まあとりあえず、どっちかであると仮定をして、本当にもう一方がないか確かめるアプローチがよいだろう。
ちなみに、縦隔にいく枝も見つかったので、この人は葉間縦隔型であるとわかる。
つくづく、CTってすごいツールだなと思う。
(6/17追記)
SPVの頭側や背側にはA3やその枝がいることを直感的にも、画像を通じても、覚えること。安全な剥離のために大切だと思う。
Toshi
(追記)
あと、気管支(肺区域)に関しては、外科医は内科の先生とはCTの上下が逆だけど、読むときは気管支鏡をイメージして読むとすんなりよめるな。