線形の自動縫合器のみで腸管同士をつなぎあわせることができる。その一つのやり方が機能的端端吻合(functional end to end anastomosis:FEEA)である。

やりかた1

:まず切断端を、腸間膜を外側にして二つ並べる。エントリーホールは腸間膜側と反対側につくる。

モスキートなどで腸間膜側と反対側のステープルをもって電気メスでエントリーホールを作成する。

その際粘膜をしっかり切るようにし、穴が開いたなと思ったらスペンサーで穴を広げる。そして助手に、後述のようにアリスで持ってもらう。腸が裂けないように注意する。

アリスで内腔側からステープルをもって、把持する。その際、漿膜をしっかりとる。

自動縫合器とアリスを助手にもってもらい、術者は縫合器が挟んでいる腸の位置調整をする。自動縫合機で腸を内腔から刺してはいけない。損傷のリスクがある。

自動縫合器で吻合。

その後、そのままエントリーホールを閉じていくが、ステープルが完全な十字にならないとう少しずらす。上から漿膜をアリス数本でしっかり把持して自動縫合器をかける。かならずはしっこはしっかり把持する。

自動縫合器をかけて、FEEAを完成する。ステプルの交点や又の部分は4-0PDSで補強する。

Toshi

追記)自動縫合機を寝かせすぎると腸管にささるので、立てること。エントリーホールを開けるときによく漿膜筋層が裂けるので、注意すること。裂けた場合、そこは最後のファイヤーで切り取るしかなくなる。

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