心嚢内でのPA確保とひとことでいっても、中枢(SVCとAo.の間)で確保する方法と、より末梢(SVCの後ろ)で確保する方法の二つがある。後者の方が視野がいいと言われる。
azygosは邪魔なので切る
主PAを心嚢外で剥離+PAの上の膜を切る
左は右より解剖が単純。
浅村先生の本には、PA elongation(左でのmain PA確保)と、腫瘍がおしてるときのPVの心嚢内処理について書かれている。
伊藤先生の本には、PAの確保(右は外内の2つ、左は中枢確保(このときも結局、「経心嚢心嚢外血管処理」となる!)と「最中枢」確保の2つ)が詳しく記述されている。
右内:いったん心嚢内に入って、ふたたび心嚢外に出る。それでPAを確保。けっこう膜の剥離で出血することがある。
右外も同じ。奇静脈とかが邪魔だね。一応理論的には理解した。
左は?中枢と最中枢。最中枢はちょいテクニカル。
中枢は普通に確保、右とほぼ同じか。浅村先生はPA elongationと呼んでいる。
まずBotallo靭帯を確実に切離してから、心嚢切開を行う。やっぱり左でも、心嚢内に入ったあと、もう一枚膜切らないとだめ。(このときも結局、「経心嚢心嚢外血管処理」となる!)
ちなみに左の場合は、横隔神経やや後方で心膜を切開する。。
基本は同じなんだと思う。
I先生は、A6(たぶん右かな)の根部をやったときに上司の先生と経心嚢的血管処理をやったことがあると言っていた。どんな場合も、「main PAは心嚢外に存在する」ことを意識することが重要なんだな。
浅村先生の教科書の、「カポっとはめる心臓の図」が秀逸。
(左を回転させて右にカポっとはめることができる。そういうイメージでこの図を見ることが大事↓)

まだまだ勉強が足りないなと思う。
石灰化を伴う腫瘤は基本良性?!
呼吸器外科の、言語化されていないいろんなこと
胸腺腫MRI
心嚢内血管確保
胸腺腫総論
(2024/2/18追記)
心嚢内血管処理 カダバーで学んだこと Cadavar training
ボタローを切る
心嚢内では基本ハサミ
あんまり開けすぎると、心臓が脱転して心不全になる!肺門にそって少し開ける程度!