現在、日本は未知の状況に陥っている。いうまでもなく武漢肺炎ウイルスの大流行だ。
今回は、そんな未知の状況に対処する能力について述べる
目次
未知の状況で困ることその1:敵が何なのかわからない
なぜこのような状況になっているのか、わからないこともしばしばだ。
自分では考えがおよばないことも多い。
それは、正直、詳しい人に意見を乞うしかないだろう。
未知の状況で困ることその2:敵に関する情報がない、もしくは極端に少ない
2019-nCoVの正体はまだわかってないことだらけ。先の記事でも述べたとおり、何が確実な情報で何が未確定なのかということでさえ、整理しないとわからなくなる。
もう一度言う。何が確実な情報で何が未確定の情報なのかを整理しないと、間違える。
未知の状況で困ることその3:逆に大量の情報が出てくるとその取捨選択が非常に難しい
いろんな情報が出てくると、ティッシュやトイレットペーパーがなくなったりする。
これも、何が確実な情報で何が未確定の情報なのかを整理しないと、間違える。
確実な情報と判断する際のポイントは、情報のソースにきちんとたどり着け、それが信頼に値するかというものである。逆にそうでない情報は未確定の情報ということになる。
未知の状況で困ることその4:いままでに出したことのない指令を出さなければいけなくなり、現場が混乱する
やったことないことを人にやらせるのほど難しいことはない。
それどうやってやるんですか、ってなる。マニュアルを策定し、講習会なども開いて直接教える必要があるだろう。
マニュアルを策定するのはリーダーの大事な仕事だ。
未知の状況で困ることその5:一旦方針を決めるとその方針を覆すのは難しい
見栄とか、いろいろあるじゃない。今は、この情報でやってるけど、変更される可能性がありますとか。言っとくことが大事だ。目的はあくまで最大多数の人を守ることであって、それを達成するために、その時々のデータに基づいて戦略を変えていくしかないのだから。
戦略は変えても、方針(理念:最終目的)は変えないこと。そしてそれを周知すること。これが大事だ。
未知の状況で困ることその6:やりすぎも、やらなさすぎもいけない
過剰な対応も、過小な対応も両方責められる。でも、どうせ何か言われるならやって言われた方がまだましだ。
なぜなら、行動したもののみが失敗できるからである。
もちろん、リスクがある場合には(ある場合の方が多いのだが)慎重に行動しないといけない。
その意味で、この度の入国禁止措置は実に(スピードの遅さを含め)日本らしい対応であったと思う。
何度も言うが、この安倍政権がこの入国禁止措置をとったことを私は評価する。
未知の状況で困ることその7:疲弊
未知の状況は、ルーチンの状況に比べて何倍も疲弊させる。
何事にもやる気は大事である。未知の状況であっても例外ではない。
休みをしっかりとる、とらせるということは大事だ。
最後に
今回の武漢肺炎の一連の動きで、日本政府に、未知の状況へ対応する能力、危機管理能力が、ないことが明らかになってしまった。
しかし、政府がダメでも、いや、政府がダメだから、我々個人や企業は、しっかりした危機管理体制を持っておかないといけないと思う。
Toshi