昨今、メンター(=人生の師匠となる人)の重要性が認識されるようになり、多くの人がメンターを求めるようになっている。
これは非常に結構なことだと思うが、どんな人をメンターにしたらいいのかとか、どうやって見つけたらいいのかとか、そもそもメンターになってくれるのかとか、悩んでいる人も多いようだ。
そこで、今回はメンターについて語ってみたいと思う。今回の記事は、上のような悩みを持っている人にお薦めである。
目次
メンターとは何か?なぜ重要なのか?
メンターとは、日本語でいうと「師匠」である。
日本語で師匠というと、何かの道(芸能とか、伝統技術とか)に入ったときに弟子にしてもらう存在というイメージであるが、メンターはもっと広い意味も含む。
いわば、人生全般のアドバイスをしてくれる師匠、といったところだろうか。
たとえば、あなたにやりたいことがあったとする。その時は、誰から教わるなど、かならず人の力を借りなければいけない。机上の知識だけではどうにもならず、先人の経験知がどうしても必要なことがある。
そういうときに、メンターが力を発揮する。あなたは自分の信頼できるメンターが導いてくれるように人生を歩んでいけばいいのだ。
ただ、間違ってはいけないのが、様々な話を聞いた上で最終的に判断し、責任を取るのはあなただということだ。(自分の人生には自分が責任をとる、当たり前のことだ)
どんな人をメンターにするべきか
メンター(=師匠)とするべき人の条件
①あなたが心から尊敬でき目標にできる
②メンター側が教えることをいとわない
③お互いが、師弟関係を結ぶ代わりに、多少の犠牲を払う覚悟を持っている
おわかりいただけただろうか?師匠についたり、弟子をとったりするのは、気軽にできることではないということだ。なぜか。師弟関係には辛いこともある。その辛さを乗り越える覚悟、多少の犠牲を乗り越える覚悟がなければいけないのだ。その辛さを乗り越えてでも、師匠にしたい。そう思える相手か?自分に問いかけてみてほしい。
そしてこれは見落としがちなのだが、師匠の側だって、あなたという弟子をとるのに相当のエネルギーを使うのだ。あなたも自分が、未来の師匠にとって、そこまでしてでも弟子にしたい人間になれているか?を自問自答する必要があるだろう。
メンターは一人でなければいけないのか
メンターは複数いる方がよい。これには主に2つの理由がある。
①一人のメンターにすべての教えを求めるのは酷である。それぞれのメンターに得意分野、不得意分野がある。
②一人のメンターだけに固執すると、あなたは一番うまくいってもその人のコピーにしかなれない。複数のメンターのいいところを吸収して成長したのが、唯一無二のあなたである。
この分野ではこの人、この分野ではこの人、と分野を分けるのが一番良いだろう。
もちろん、メインのメンターを自分の中で設定するのはあなたの勝手だが、それを公言するべきではない。
どうやってメンターを見つけ、師匠にしたらいいのか
誰かを自分のメンターにしたければ、あなたから教えを乞わなければいけない。自分からメンターになりたいと思う人間なんてそうそういない。
(メンターを商売・生業にしているメンターの場合は別だが、ごく少数派だ。)
そして、「僕のメンターになってください」という言葉は日本語にはない(笑)
教えを請うたり、相談していくうちに、自然にメンターになっていくのが普通である。
メンターに思いをぶつけよう。
求めよ、さらば与えられん。である。
(ただし、ダメそうなら諦めよう)
最後に
ゆくゆくはあなたも誰かのメンターになる。将来メンターにしてほしそうな若者があなたのもとに来たら、メンターになってみるのもいいかもしれない。
Toshi