今回は、上記のテーマについてしっかり考えてみたい。(今まであまり真面目に考えたことがなかった。)
これは気管支断端瘻や動脈気管支瘻を予防する目的で行う。
気管支断端を被覆する。
方法としては、
・肋間筋皮弁(...N大のお家芸。KT先生がやっているのをみたことがある)
→石灰化して、吻合部をしめつけることがあるらしい。
・心膜脂肪織皮弁(...NM先生がやっているのをみたことがある)
→心膜前脂肪組織の取り方。拡大胸腺全摘の応用みたいな感じで、尾側から心膜前脂肪組織をベリベリベリっとめくりあげる。それから、SVCの下を通して後ろへやる。
→さらに心膜脂肪組織は、吻合部にまきつける。吻合部の下を通した後、バックさせて、ぬいつける。ぺろっと舌を舐め上げて舌先を後ろへやるようなイメージ。
・大網有茎皮弁(...見たこともやったことはないが、消化器外科をやったことがあるので一応できそうではある)
→やるとなったら、腹部外科に頼むんだとさ。まず皮弁採取してもらったあとに肺切除やるんだと。
・無茎の脂肪組織皮弁(...見たことはないが、意外にもつらしい。)
どんな手術に適応となるのか?
中下葉切除後、肺全摘後、術前化学療法後、特殊な気管支吻合・形成後、炎症性疾患、糖尿病、高度喫煙患者、免疫抑制状態、感染症(膿胸合併肺癌など)
どれがいいのか?
名大のお家芸だし、まず肋間筋弁をマスターするか。
どうやって使い分けるのか?
施設によって慣れたやり方があるので、まずはそれをマスターする。
やり方は?→実践で身につけるしかない。
それがまだよくわかっていない。
Toshi
(神戸大の報告)
被覆材は脂肪織;18例,肋間筋;8例であった.被覆理由は,術前後の放射線・化学療法施行例;15例,免疫抑制療法中;5例,気管支断端の血流不十分;4例,感染症手術;1例であった.
(2023/2/24文先生のゼロコンセミナー)
右下葉、喫煙者、男性には被覆か。
(2023/9/1追記)
↑あー絶対やる必要あるわ(笑)