出血時の対応。(例:artery of sorrow=左A3近位部、根元の出血)
吸引でチョンチョンと触っただけなのに出血することがある。本当に運が悪い。
でもまず、落ち着く。
そして、コットンでそっと押さえる。
助手に押さえてもらう。助手は押さえることに専念する。
その間に心嚢内での血管確保を行う。心膜をやぶったあと、さらに漿液性心膜serous pericardiumを剥離しなければ左主肺動脈は確保できない。
解剖と、その見え方をよく覚えておく。
かならず、左右の分岐の「又」をみるようにする。
かならずしもクランプ鉗子ではなく、ベッセルループを2重に巻いたターニケットでもよい。
それで中枢からの出血をおさえても、バックフローが必ずある。
中枢末梢をクランプした上で4-0プロリンで血管をリペアする。
小さなPAのキズが裂けて広がっていくことがいちばんいけない。
Toshi
(2023/6/22追記)
A3でなくても、A1+2の根本が裂けて出血することもある。
圧迫でダメそうなら、中枢(と末梢)をクランプして縫合止血する。
クランプするときは、(下の写真に示すような)血管遮断鉗子を用いる。血管外科で使ってたようなブルドッグ鉗子を用いても良い。



縫うときは、5-0プロリン両端針を用いて、まずZをかけて、それでとまらなければ連続縫合。お互いを追っかけるようにする。けっこうぷすぷす刺す。

成毛の糸送りの指の形は下図。

(2023/6/23追記)
介護保険 リハビリにも使えるのか
中枢確保でうまく止血できない場合:心嚢内血管確保が必要
左右の違いは?→左は右よりは簡単。
左の心嚢内肺動脈確保のやり方は?elongationと同義?
癌研有明のテキスト見た方がいいよね