目次
① CPBに乗せる
- 血液は全部人工心肺へ
- 心臓はもう全身循環を担わない
👉 この時点で
心臓は「働かなくていい臓器」になる
② 大動脈遮断(クロスクランプ)
- 上行大動脈をクランプ
- 心臓へ血液が一切入らなくなる
asc. Aorta クランプの役割は何?
「心臓に血液が“入らない”ため」ではない。
本当の役割は👇
- 冠動脈血流を遮断する
- 心筋保護液を心臓内に閉じ込める
- 心筋を虚脱・停止させる
特に重要なのが👇
- 心筋保護液は大動脈基部 → 冠動脈 に流す
- asc. Aorta をクランプしないと👉 全身に漏れる
👉 そのままだと
数分で心筋壊死する
③ 心筋保護液(cardioplegia)を入れる
ここが核心。
心筋保護液は:
- 高K⁺ → 膜電位を固定 → 心停止
- 低温 → 酵素反応低下
- 酸素・基質を最低限供給
👉 結果として
- 心臓は動かない
- エネルギー消費が激減
- 「代謝をほぼ止めた状態」
※ 本当にゼロではないが
👉 臨床的には“止まっている”と扱える
👉 心筋保護の解除=
① 心筋保護液を止める →
② 再灌流を再開 →
③ 心臓を再始動させる
この3点です。
自然にrestartするのか。
⑤ なぜECMOでは心停止手術が無理?
心拍・冠血流を完全に支配できないから