RATS区域切除(S6)

麻酔導入。分離肺換気は基本左用のチューブを用い(右は主気管支が非常に短いから)、

時々tracheal bronchusがあったりする場合があるので注意する必要があると教わった。

左の主気管支に腫瘍があったりする場合は、右用のチューブを用いたり、気管支ブロッカーを用いることもあるようだ。(留置は難しい!)

その後体位をとった。右肺切除であったので左側臥位にした。

まず複数人で側臥位にし(若杉の手台を使用)、次に手術台の中央の位置で体を折ったあと、足、体の左右にクッション(左右に置くものは②と書いてある)をつめた。

そして、側板を背側に2個、腹側に1個おいた。

次に肋骨を数えてマーキング、いちばん背側が4thポート(基本的に動かない術者の手)、その腹側で考えて真ん中にカメラポート、その左右を術者のポートとした。

助手のポートはいちばん尾側においた。

S6区域切除につき、最初葉間(3葉間)をみた。

動脈を最初から通しにいくのではなく、膜を切って視野をよくした。#11sリンパ節を郭清。

A6を結紮切離。次に背側から見て縦隔胸膜を頭側へ切り上げ、肺を縦隔の脂肪から剥離していった。

その際気管支と肺静脈が徐々に明らかになってきた。#7の郭清開始。なかなか一筋縄ではいかなかった。

気管支を確保し糸を通して45mm青で切離。

再び#7の郭清。途中で気管支動脈からの出血をみたので郭清組織をひっぱり出して、根本をよく焼いてリンパ節を摘出した。その過程で止血もできた。

S6にいく肺静脈を同定して結紮切離した。(気管支に覆われており難しかった。)

ICGを注射してdemarcation lineの同定を行い、電気メスでマーキング。

肺をふくらませて緑の自動縫合機5発で切離した。

リークテスト、止血確認し、肺をとりだした。

ドレン挿入、閉胸し、終了。

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