円安円高はどう決まりますか?いろいろな考え方
1)「少ないと高い」
財政出動すると(いったんは)円安になります
しかしそれは起爆剤にすぎないのだから、そこから経済発展してGDPが上がっていけばよい。
GNPは国内のみの話ね。
2)みんなが円を欲しがれば高くなる
日本のモノやサービスをみんなが欲していれば円の価値は上がり、円高になるでしょう。
逆に日本のモノやサービスが全く売れなければ円安になるでしょう。
生産性が低い(十分な供給能力がない)国家の通貨は安くなる。これ当たり前。
デフレ→円安→輸出重視となるのはしょうがないのか。
3)日本経済のGDPが上がっていけば円の価値は高くなる。
なぜか?
GDP上がる→いっぱいものが生産され売れてる→生産能力がある→みんな買いたくなるようなものを生産してれば、世界のみんなが買う→円が必要→みんな円を買う→円が上がる
GDPが30年間変わっていないから、円の価値はずいぶん落ちた。
円が下がると、他の国(中国とか)に日本の資産が買われていく。
それによって起こる経済侵略にいま、現実に遭っている
以上のとおり、為替は非常に複雑な要因(いくつもの要因)によって決まるため、短期的には予測のしようがない。。。もし予測できればFXで大儲けできる(笑)
が。
日本経済がこのままだと下がっていくのは確実なので、将来的に、円を持っていても・・・となる可能性はあり。
国土防衛するためには、鎖国するしかないわ。
Toshi
(2023/11/11追記)
実際この2年間で、大幅な円安になりました。
どうしてそうなったのか?原因を考察します。
1日米の金利格差:イメージ要因(イメージだけでも為替相場は動きうる)
よく言われているのは金利格差理論です。つまり金利が高い国の通貨が高くなるというもの。
2022年の3月から、アメリカ中央銀行がぎゅうぎゅうに政策金利をあげました。
2023年11月現在、F-F rateは5.25%-5.50%です。
金利格差理論をみんなが信じて、自己実現的予言でドル高(円安)が進んだと言えなくもなさそうです。
2円キャリートレード:短期的要因
アメリカやEUがぎゅうぎゅうに利上げしたにもかかわらず、
日本の中央銀行である日銀は金融緩和を維持しました。
すると、日本円を低金利で銀行で「借りて」(実際は貨幣発行)、それでドルを買って投資に回す外国人投資家が増えました。(円キャリートレード)
日本円が増刷され、それでドルが買われる(円が売られる)ため大変な円安が進みました
3構造的な円安:長期的な要因
日本の貿易収支が赤字になっています。
貿易収支が赤字の国の通貨は売られます。(というか、国民が自国の通貨を売って外貨をゲットし、外国のモノやサービスを購入する!それによって通貨安(日本の場合は円安)になる。2023/11/16追記)

日本の貿易収支の推移(1980~2022年)(世界経済のネタ帳、で作成)
貿易赤字は為替の先行指数といえそうで、長期の円高トレンドが終わったと言えそうです。
4債券市場:実務的な要因
金利が上がれば債券売りの動きが広がり、日本国債が売られます。日本国債を売って得た円は当然ドルにかえられるため、円安が進みます。今後は、金利格差がほぼ一定の中で日本の国債の金利が上がっていくため、こちらの影響が強くなると考えられます。
1、2、3、4いずれも為替に影響し、短期的な予測は非常に難しいですが、
長期でみれば円安トレンドが続くと思われます。