Q.癌の播種と浸潤はどう違いますか?

癌の「播種」と「浸潤」は、どちらも癌が広がる過程を指しますが、広がり方が異なります。

浸潤は、癌細胞が元の場所(原発巣)から周囲の組織や臓器に直接広がることを指します。例えば、肺癌が肺の周囲の組織に広がる場合などです12

一方、播種は、癌細胞が原発巣から剥がれ落ち、体内の空間(例えば腹腔や胸腔)に散らばり、そこで新たな腫瘍を形成することを指します。これは、種を播くように広がることから「播種」と呼ばれます23

このように、浸潤は直接的な広がり方であり、播種は体内の空間を介した広がり方です。どちらも癌の進行において重要な概念です。

Q. 浸潤と播種では一般的にどちらの方が予後が悪いですか?

一般的に

播種の方が予後が悪いとされています。播種は、癌細胞が体内の空間(例えば腹腔や胸腔)に散らばり、新たな腫瘍を形成するため、治療が難しくなることが多いです1。特に、腹膜播種は進行が早く、抗癌剤治療にも抵抗性が強いため、予後が不良であることが多いです1

一方、浸潤は癌が周囲の組織や臓器に直接広がる現象であり、早期発見と適切な治療が行われれば、予後が比較的良好な場合もあります2

もちろん、予後は癌の種類や進行度、患者さんの全体的な健康状態などによっても大きく異なりますので、具体的なケースについては専門医に相談することが重要です。

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