私たちはついつい、自分のしたいことはなんだろう?と考えてしまう。
それは、時間がたっぷりあって、やりたいことがあって、それを突き詰められたらどんなに幸せだろうという「学生らしい」発想だ。
しかし、大人の時間は有限だ。
正確にいうと、大人になると、人生の時間が有限であることに気づく。
すると、「学生頭」の人は、嘆くことになる。
ああ、自分の時間が奪われてしまっている、と。
実際私もその一人だった。
時間が有限であると、やりたいことができなくなる、と思い込んでいたのだ。
しかし、今は、それはちょっと違うのではないかと思う。
本当は、みんな誰しも、できることとできないことがある。
これは、才能があるとか、物や環境に恵まれているとか、そういう話だけではない。
同じ人でも、人生のフェーズによって、できることと出来ないことがあるのだ。
例をあげよう。
私たちは、若い時は、先輩になんでも聞ける。聞いても、恥ずかしくない。
しかし、ある程度歳をとって、立場ができてきたときに、なんでも下の子達に聞いていたら立場を保てない。
勉強や筋トレは、子どもが生まれてすぐや子どもが小さい時は自由にできないだろう。
そういうふうに、今しかできないことを見極めると、人生を強烈に、能動的に生きることができるようになる。
神から与えられた命の時間を、最大限に輝かせることができるのだ。
時間がたっぷりあればいいなあ、その中で、やりたいことができればいいなあ、という幻想は、もう捨てた。それは、学生の発想だから。
Toshi