中腸軸捻転は、まれだが、乳児にも小児にも成人にもおこりうる。
ようするに腸回転異常があって、Laddの靭帯というものが十二指腸の近くにあって、それが小腸間膜をぎゅーっとまとめてしまっているという状態だ。
それによって腸閉塞(ときに絞扼性)が起こる。
手術のポイントは、大きくわけて4つある。
・解剖をおさえる(小腸〜上行結腸〜横行結腸の一部 までの解剖がおかしく、小腸間膜基部の幅が異常に狭く、特に上行結腸は腹腔内に浮いた状態となっている。)
・Laddの靭帯を切除する(まあLaddの手術というんだから当然でしょう)
・虫垂を切除する(上行結腸および盲腸が後腹膜に固定されていないので、虫垂炎になったとき、診断もつかずわけがわからない事態になりうるため)
・小腸を右側、大腸を左側に並べ直して、閉腹する
イレウスがあればイレウスを解除し、必要があれば腸切除を行うのはいうまでもない。
以上、中腸軸捻転の手術をかいつまんで説明した。
Tosh