医療 呼吸器外科 fissureless lobectomy 2022年2月18日 フィッシャーレスロベクトミーでは、葉間の視野をつかわずにロベクトミーを行う。 前と後ろの視野だけということだ。前と後ろの視野だけで脈管の処理を行なって、葉間は自動縫合機または匍匐前進法(間膜処理みたいな感じ)で切る。 VABをすべて切った後に、上中葉間も上下葉間も(もちろん認識はするが)ひとつづきにビヤーって切っていく... Toshi
医療 右下葉切除術呼吸器外科 右下葉切除術(2/19更新) 2022年2月16日 肺葉切除lobectomyにおいては、さまざまな合併症が発生しうるが、いちばん怖いのが出血である。 右肺葉切除においていちばん怖いのは、A6の枝としてA2bが存在する場合である。 この場合分葉は悪く、うかつに葉間をわけるとA2bを損傷して大出血することがある。 拍動圧の高さは開胸手術でみたであろう。だから、絶対に事前に... Toshi
医療 右上葉切除術呼吸器外科 右上葉切除術 2022年2月15日 肺癌の葉切除の中でもっとも多いのが右上葉切除である。 手術前に、A2の分岐を確認する。ちゃんとA1+3とA2bになっているか。 (2023/8/13追記) 術前CTチェックリスト ・A2bとA6の分岐する位置 ・aberrant V2 の有無 ・中葉からcentral veinへ還流するVX4の位置 ・PVが大静脈系へ... Toshi
医療 呼吸器外科外科専攻医の鉄則 VATSの第一助手 2022年2月10日 VATSの第一助手の役割は多い。 解説する。まず、第一にであるが、必ずしも両手を使わないといけないわけではない。 主にコットンを使って視野を展開する。 そのパターンを覚える必要がある。 ・肺を上下左右へ持ち上げる(コットンでもPNキャッチでもいい) ・自動縫合機噛むときに肺を自動縫合機にいれる ・血管を結紮するときに肺... Toshi
医療 呼吸器外科 膿胸に対する開窓術 2022年2月5日 有瘻性膿胸に対しては、必ず行わないといけない。 どうやって有ろう性膿胸と判断するか?ドレンを感染したcavityに入れたら、膿が出てきて、リークも止まらない、そういう場合だ。 開窓はクレジットカード入れみたいなのを作る。 ガーゼ交換できるように穴の壁を補強というか皮膚で覆っておく。 Toshi... Toshi
医療 呼吸器外科外科専攻医の鉄則糸結び 糸結び、第三の極意 2022年2月2日 以前紹介した糸結びの極意はこちら。 今回は、糸結びの新しい極意を紹介する。 それは、人差し指で糸を送るとき、人差し指では結び目にテンションをかけないということである。 ???と思われた読者の方も多いと思う。 実は、たとえば右手人差し指で糸を送る場合、左手のひっぱる方の手の親指などで結び目をひっぱってテンションをかける。... Toshi
医療 呼吸器外科肺瘻膿胸術後合併症 呼吸器外科の主な術後合併症:肺瘻と膿胸 2022年2月1日 肺瘻(空気漏れ)と膿胸である。 基本的に術後管理は、このふたつとの戦いである。 肺瘻は基本的にドレン留置。だめならピシバニール。 膿胸は抗生剤+ドレナージが基本。だめなら手術。有瘻性膿胸になると開窓術(fenestration/ open window thoracotomy)がかならず必要。 ときに胸郭形成(肋骨を切... Toshi
医療 呼吸器外科気管支形成 気管支形成(吻合)(=2024/6/14追記:両端内外単結節で!) 2022年1月30日 呼吸器外科らしい手技。ただし頻度は多くはないので、シンプルなやり方を一つ確実に覚えておけばいいと思う。 まず、気管支形成の種類として(deep←つくこともつかないこともある)wedge(楔状切除してから、気管支縫合)とsleeve(完全に切ってから、気管支縫合)がある。スリーブは、右スリーブ上葉切除とか、本でよくみるア... Toshi
医療 呼吸器外科 初めてちゃんと学んだ脈管剥離 2022年1月29日 前はラパコレで脈管剥離を学んだと書いたが、今回はブタの肺(模擬VATS)で学んだ。 まず、膜をきって、サイドを剥離カンシで開きながらみせながら剥離する。とじて、おしつけて、開く。開いたままひいてくる(現実にはすこし閉じながら引く)の繰り返し。もちろん膜を出すようにするのは同じ、 それが十分できて、かつ良い層に入っている... Toshi
医療 呼吸器外科 成毛(糸送り)カンシの使い方 2022年1月23日 大きく分けて使い方が2通りある。 結び目を真上から抑えて糸を両側均等なテンションで引いたり、不均等に引いてふつうに糸をひっぱったりする。結び目を押し込むあの動きもできる。 これをやるときは、片手結びのあとのくるっと回すあの動きのあとの持ち方で持っといて、糸に左右別々に自在にテンションをかける必要がある。練習あるのみ! ... Toshi